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2009年5月13日水曜日

借金相談Q&A ~個人事業主が自己破産 相談者:男性 自営業 50歳~

質問:
個人事業主です。
自己破産を考えていますが、そうするとやはり廃業しなければならないでしょうか?
また、手続きにはどれくらい時間がかかりますか?



回答:
自己破産したからといって、事業を廃業しなければいけないわけではありません。

しかし、自己破産を行うとブラックリストに載ってしまいますので、自己破産後は、継続的に融資などを受けるのが難しくなります。
自己破産以外の債務整理方法を選択したとしても、同様です。
その点で、今後の経営をどうしていくか、という問題が発生してくるでしょう。

自己破産には「管財事件」と「同時廃止」の2パターンがあります。
両者の違いについての詳細な説明は割愛しますが、債権者に分配する財産がある場合は「管財事件」、無い場合は「同時廃止」となります。

どの程度の事業を営んでおられて、どのくらい財産があるのかがわからないのでハッキリとは言えませんが、小規模な個人事業主の方の場合は「同時廃止」となる場合が多いようです。

しかし、個人的な財産がなくても、事業で使用している店舗や在庫などが財産とされ「管財事件」となる場合もあります。
この場合「同時廃止」よりも手続きに時間がかかってしまい、手続きには約1年程度かかります。

東京地方裁判所ですと「小額管財事件」という手続き方法をとることもできます。
これは管財事件よりも短期間に終わらせることが可能ですが、本人ではなく代理人(弁護士など)が申立てをしなければなりません。

したがって、即断を控え、まずは弁護士や司法書士など債務整理の専門家に相談するのが先決と言えるでしょう。